専攻医

迷いを経て見つけた、
理想の総合診療の現場

洛和会丸太町病院

中川 恵

医師を目指した理由を教えてください

高校生の頃まで、自分自身が怪我や病気などで医療を身近に感じる機会はあまりありませんでした。一方で、健康や命に関わる仕事への憧れはあったように思います。
高校生の頃に地元の大学の医学部の先生と出会う機会があり、医学や医療に対するイメージが変わり、医師を目指すようになりました。

なぜ今の専門分野を選ばれたのですか?

様々な診療科を経験する中で、麻酔科や精神科など多くの選択肢に迷いました。問診や診察などで患者さんから直接いろいろな情報を得ながら症状や病気を深く理解し、治療に繋げていくプロセスに魅力を感じ、救急・総合診療を選びました。

この病院を選んだ決め手は何ですか?

初期研修2年間で専門分野を決めきれず、卒後3年目の1年間は専門医プログラムに入らずいくつかの病院をローテートしました。その中で出会ったのが丸太町病院の救急総合診療科でした。内科の奥深さ、面白さを教えてもらう経験をしたことが、この病院を選ぶ決め手になりました。

実際に研修をしてみて、病院の雰囲気はどうですか?

熱心に患者さんに向き合う先生が多く、困った時に一緒に興味を持って考えてくれるため、安心して相談ができる環境だと思います。また、他の診療科の先生もとても相談しやすい雰囲気です。多職種間で連携を取りながら仕事を進めていく風土があり、多職種との垣根は低いのではないかと思います。

研修プログラムの満足度は? 特に良い点はなんですか?

診療はチーム制ですが、興味深い症例はチームを越えて話題になるほど、日々出会う症例や知識の共有が盛んです。指導医や先輩の知識、臨床能力に圧倒されることが多いですが、指導医の姿から学んだり、朝回診・夕のカルテ診でマネジメントについてフィードバックをもらうことができるのが良い点だと思います。

研修を始める前に不安だったことと、実際にどう対処したか、また、どのような支援があったかを教えてください

勉強熱心な同期、後輩、先輩のなかでやっていけるかどうか不安でした。
しかし、最近は研修医や専攻医、他院からのローテーターで週1回集まる場を設けられ、研修の困り事や学びの共有ができるようになったおかげで不安は軽減されました。

研修を通じてどのように成長していると感じますか?

病歴聴取や身体診察から鑑別診断を絞ることができるようになったと感じます。
病歴や診察で診断の当たりをつけられると診療がスムーズに進み、患者さんの治療が早くできます。まだまだ迷う場面は多いので、経験を重ねていきたいです。

研修医としての一日を教えてください

1日のスケジュール

  • 7:30 出勤、カルテ確認、患者診察
  • 8:00〜 レクチャー、抄読会など
  • 8:30〜 チーム回診 週1回は部長の上田先生の回診

午前または午後に救急当番があります。
夕方にチームでまとめ(カルテ回診)があります。 週に1回、部長の上田先生のまとめがあります。

病院施設や設備環境はどうですか?

新築移転して10年経ちますが廊下や設備はきれいで、気持ちよく仕事ができます。食堂は比較的安価で美味しく利用しやすいです。

最後に、これから研修病院を選ぶ方々へメッセージをお願いします

ぜひ一度見学で雰囲気を味わってください!

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